Keep at it, if you want to do something interesting!

ここ最近仕事が忙しく、まともに寝ていない日が続いています(ここ数ヶ月は基本的にずっと忙しくて、一昨々日は帰宅したのが25時、翌日出社したのが7時で退社は23時半、昨日(今日?)は朝方の4時に帰宅して5時に就寝、9時前には起きて今に至っているところ)。残業が多いということだけではなく、仕事に関することだけで他のいろんなこと(本当に、これ以上にないくらい、いろんなこと!)が重なって、しんどいなって感じたり、毎日まいにち後ろ向きなことを考えては、自分を励ます日々が、数ヶ月間続いていたけれど。
今のプロジェクトも、本当に、あと数日で大きな区切りを迎えます。ひとつの山を抜けたあとは、半日をかけてプロジェクトの振り返りがされる予定はあるけれど、今日、ふと、感じたことがあったので、久々にブログを書きます(前置きが長い?)。

昨日は帰宅が4時だったのに、なぜ今朝は9時前に起きたのかというと、1年とちょっと前から習っているフラのレッスンがあったからでした :-) 今年の9月にホイケ(発表会)があって、それがようやく一息つき、今日から新しい曲の練習ということで*1頑張って早起き!
ホイケが終わってからというもの、以前よりもずっと、フラを踊るのが嬉しくて、楽しいことになりました*2。それは何故だろうって、少し不思議だったのだけど。きっと、ホイケのおかげなんだって思います。
8月、9月は、ホイケまであまり練習時間がなくバタバタしていて、それなのに仕事も忙しく毎日24時に帰宅、という日々が続いていて、ハラウ(フラの教室)のフラシスター(同じ教室の仲間)のように、平日に自主練習をしたり、なんて出来なくて。最初のうちは振りもきちんと覚えられなくて、だけど周りはどんどん踊れるようになっているのを見て、だんだん、焦りと、言い訳と、フラに対して逃げ腰の姿勢になっていって。
フラシスターの間で踊りに差が開く中、どうにかしようと動いてくれたのは、フラシスター達でした。休日を使って、ハラウのレッスンの後に自主練習をしようと毎週のように場所を取って呼びかけてくれたり、以前一緒に練習していた上級者クラスのフラシスターに声をかけて練習を見てもらったり。平日は仕事だけ、休日はフラだけ、という日々が1ヶ月以上続きました。寝てないせいで、踊りながら頭がくらっとなったり、自主練を途中で抜けたり、まわりには散々迷惑をかけたはずなのに、ホイケが終わってから、皆から皆宛に一斉に届いたメールには。どんなにホイケが楽しかったか、どんなに皆に感謝しているか、そして、これからも一緒に上手くなっていこう、という言葉が書かれていました。
フラは心で踊るものだと、よくクム(ハワイの先生)の言葉を、教えて頂いている先生から言われます。振りのひとつひとつに、手話のように意味があり、身体全体で気持ちを表現する。舞台に立つことが決まったときは、舞台に関わってくれている人すべて、家族、恋人、友達、会社の人、フラを踊ることを間接的にでも支えてくれている人達すべてに感謝をする。感謝をしなさい、フラのイベント、舞台でフラに関係している人に会ったら、誰という区別なく笑顔で挨拶をしなさい、楽屋を使わせてもらうときは必ず最後に掃除をして綺麗にしなさい、と、何回も何回も、それこそ耳がタコになるくらい言われます。フラはハワイの古典舞踊、日本でいうと日舞と同じくらい、決まり事がたくさんある世界。まだわたしが知らない大変で厳しい部分も多いだろう世界で、できるだけ楽しい思いをしてほしい、フラを大好きになって踊って欲しい、そのために身につけておかないといけないルールを何度も教えてくれる先生に、そのルールを苦もなく実践してみんなで支え合えるフラシスターに、本当に感謝の気持ち :-)

...だいぶ話しがずれてしまったけれど :-0 仕事が忙しい中ホイケの練習をするのは大変で、皆もほとんど練習時間がとれない中練習するのはきっと大変で、それでもホイケ当日、皆で最高に楽しく踊れることが出来たのは、練習を見てくれた上級者クラスの皆のおかげでした。その場を作ってくれた皆のおかげでした。そして何よりもきっと、今フラがもっともっと楽しいのは、練習を止めないで頑張った経験があるから。そしてほんの少し、上達したという実感を持って踊ることが出来ているから。踊ることに対して、ただ振りを必死になって覚えるだけじゃなくて、少しのゆとりを持つことが出来るようになったから。それから、フラシスターとの繋がりが、前よりも強くなったから :-)

書きたいことがまとまらなくなってきたけど、日記に書こうと思っていたことは、最初にタイトルに書いてしまいました ;-p それは「Keep at it, if you want to do something interesting!(面白いことをしたいのなら、続けること!)」。踊ることはもともと好きだけど、好きだからフラを習っているのだけど、それでも大変なことってある。しんどいなって思うこともあるけど、でも、それを乗り越えたら、乗り越えなければ感じられない楽しさ、喜びがあるって、フラに教えてもらいました。面白いことをしたいのなら、大変なことがあっても、続けること! 本当に絶えられないのなら、止めることはひとつの選択肢としてあるけれど、そうでないのなら、続けること。努力してみること。そうすれば、大変なことを乗り越えたとき、そこに喜びがあるって思います。

仕事が大変なとき、嫌だな、他の仕事がしたいなって思うことがあるけれど。就職活動をするとき、多くの会社の中から(それこそ、ウェブの会社を蹴ってまで)今の会社を選んだのは、少なくとも、嫌ではなかったから。嫌じゃないことなら、もっと面白いって感じられる可能性ってきっとある。もっと面白くするために、自分の可能性を広げるために、大変なことでも、止めていないこと(=やることを選んだこと)なら続けること。継続は力とはよく言うけれど、今なら、その意味が前よりも分かる気がします :-) 大変なことがあっても、環境はすぐには変えられないけど、自分なら変えられる。人ってなかなか変わらないというけれど、わたしは、それはちょっと違うって思う。人を変えることは出来ないけど、自分を変えることなら、そんなに難しくない ;-) 自分がやる気になれば、きっと出来る。やる気になればなんでも出来るとは思わないけれど(笑)、少なくとも、やる気にならなければ、どんなことだって出来ない。それに、本当に面白いことは、きっと、大変なことを乗り越えたその先にこそあるって、今は思います ;-) Keep at it, if you want to do something interesting!

*1:Fulaの名曲、He U'iを踊ることになりました! :-)

*2:油断していると、歯磨きしながら踊っちゃうくらい(笑)